そのときは彼によろしく

そのときは彼によろしく

そのときは彼によろしく


市川拓司のラヴ・ストーリー。


市川拓司が好きだ。
彼の読みやすく、優しく、軽快で独特のテンポを持つ文章の流れが好き。


その中でもこの「そのときは彼によろしく」は、彼の作品の中で俺が最も愛するものであり、かつ今まで読んできたラヴ・ストーリーの中で間違いなく一番涙した。
久しぶりに本棚から引っ張り出してきて最近読んでたんだけど、やっぱりいい。
もう展開を知ってるので、当然俺の“泣き所”も分かってるわけで。
電車内や職場ではそのシーンをあえて外して読んだ。(なかなか難しい)
(ちなみにちょっと毒を吐くと、映画の方は見る価値なし。けど柴崎コウの主題歌「Prism」はすげーいい。つぅか花梨役は長澤まさみじゃなくて柴崎コウが良かった…)


さ、この幸せな余韻に浸りながら眠りにつきます。
相性が合う本との出会いってのは幸せなもんです。