恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-
- 作者: 上遠野浩平,荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/09/16
- メディア: 単行本
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上遠野浩平によるジョジョのスピンオフ。
スタンド「パープルヘイズ」を操る、第5部で登場したパンナコッタ・フーゴが主人公。
正直第5部を読んだのは何年も前なので内容をほぼ全て綺麗に忘れていた。
本に取りかかる前にwikiで復習したのは内緒だ。
あーそーいやこんなやついたっけ。セックス・ピストルズはよく覚えてたんだけど〜。
上遠野浩平については実は何年も前からブギーポップシリーズを読み続けていて、作風はかなりよく知っているつもり。
彼の他の作品についてはいろいろ思うところもあるので、また後日語ることにする。
本の装飾がまた大変目立つので(何しろページのへりがすべてきれいなパープル)、前々から気になっていたところで職場の上司から借りた。
趣味が合う上司ってサイコー。
かなり面白かった。
上遠野氏の作品はもともとかなりジョジョの影響を受けていたけど、今回は当然のことながら作風とジョジョの世界観がハマってた。
フーゴがこれまで何を感じて生きてきて、最後にジョルノに従うまでの心理描写がかなり丁寧に読むことができた。
ナランチャやアバッキオとかなつかしのメンバーや、更にはディオや承太郎の名前も登場したりして、ジョジョファンは思わずニヤリ。
上遠野氏、相変わらずこーゆー見せ方うまいよなー。
なかなか時間がとれないけど、もし漫画喫茶でゆっくりする時間が確保できたなら、ジョジョ第5部を全部読む!