ドラえもん のび太と奇跡の島

ぼんと映画をみてきた。
前評判があまりに悪かったため、期待せずに見に行ったんだけど、それくらいでちょうどいい感じ。
それくらい面白くなかった。
ぼんはそれなりに楽しんでたけど。


震災後だから描写に制約があるのは分かる。
けど、もっと起承転結どうにかできただろ、と言いたい。
焚き火を囲みながら「家族を思い浮かべたら胸があったかくなる」とか、え、その言葉は今までのどの伏線を拾えば良かったんですか、みたいな。
シナリオ作りの基本だけど、感動を与えたりあるいは何か訴えかけたりしたいときは、それなりに窮地を用意したり、事前の伏線を用意したりするわけよ。
それなしにいきなり結論持ってきてアンタ、俺たちにどうしろと?
調理してない料理の材料をそのままお皿に出して食えと言うに等しい。
というわけで今回のドラえもんを大変いただけませんでした。以上。