戦隊ヒーローって。

知ってる?
今やってるゴーバスターズに最近登場したビートバスター・陣マサトを演じる松本氏は、魔法戦隊マジレンジャーのマジイエローだったんたぜ!




…うわあ、どうでもいい情報ですか。





実は最近俺が書いている次回作ってのは「もし戦隊ヒーローが俺たちが住む現実世界に実在したら」ってのがテーマで、戦隊ヒーローやるにも莫大な予算がかかったり人間関係のいざこざがあったり勧善懲悪じゃなかったりドロドロの恋愛関係があったり、ってゆー話。
それを書くには、現在進行形の戦隊モノの特徴をしっかり把握してなきゃってことで、無意識にもちゃんと分析しなきゃ的な思いがあったりなかったり。



俺はこの分野においてはマニアではない。
したがってようやく最近の戦隊モノの雰囲気を飲み込むことができてきた段階なんだけど。
思うところは

  • 昔と違ってCGがふんだんに使われている。けどかなり安っぽい。これは予算さえつぎこめば何とかなる。
  • BGMはナメてはいけない。場面場面に合ったシンプル・オーソドックスないわゆる王道の、見事な曲が使われている。
  • キャストは駆け出しのアイドルばかりなので、演技力に期待してはいけない。しかし脇役はなかなかのもの。(ルックスは申し分ない。男は興味ないけど、少なくとも女はみんなかわいい)
  • 怪人は所詮きぐるみと分かるお粗末なもの。成長ないなぁ。
  • 声優が例外なく素晴らしい。特に怪人(ゴーバスターズはバディロイドも)は、アニメと同じで声優が声をあてていて、かなりの大御所が名を連ねている。(ゴーカイジャーでは関さん大活躍。アンタこんなとこで何やってんの) 一番ヘタクソなのは、変身してからの主人公ヒーローたちに声をあてている出演者本人たちだったりする。
  • スーツアクターも申し分ない。みんないい年のはずなのに、動きのキレがハンパない。イエローバスターの蜂須賀さんなんてすげぇぞマジで。
  • ストーリーは意外に筋が通ってて、凝ってる。ゴーバスターズだけか?(ゴセイジャー以前は知らん)
  • メカ・ロボ類、昔と変わらずゴッテゴテ。(まったくもって、興味なし)
  • どの戦隊にも変身できる前作のゴーカイジャーはいわゆるお祭り。あまり一般化すべきではない。(あんまり正義っぽくないところとか、反則的に強いところとか)
  • ゴーバスターズからは「変革」をテーマにしているらしいが、まだ「変革」が足りない気がする。数字も低いんじゃないか?(確かめてないけど、10%いってないと見た) 36作も連綿と続いてきたこれまでの流れを変えるのは容易ではないとは思うけど…


テレビ番組である以上、どうしても視聴率が問題になるけど、戦隊モノの場合は玩具やら書籍やらの売り上げがかなりあると思われるので、イマイチ尺度が分からん。
しかし男の子にとっては、その世代の共通の話題の一つであるだろうし、チーム戦だとか、弱きを助け悪を挫く的な精神論の洗脳にも効果的(言葉悪いな)だし、嫌いにはなれないなぁ、戦隊モノ。
とは言っても、ぼんが飽きたら俺もソッコーで見るのやめるけど。多分。