サマーウォーズ
テレビでやってた。
細田監督、グッジョブ。
サマーウォーズ スタンダード・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2010/08/01
- メディア: Blu-ray
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「こ、これは面白い…!」と素直に思える映画に再び出会ってしまった。
テレビ放映を教えてくれた友人にマジで感謝。
サブカル寄りのエンタメでは、「電脳戦」あるいは「サイバー戦」という言葉がある。
要は戦闘アクションのジャンルだけど、昔からある殴る蹴るの暴行や兵器VS兵器の戦争モノではなく、コンピュータVSコンピュータ、あるいは、インターネットのコミュニティサイトをイメージにした擬似空間におけるバトルのこと。
結構このジャンルが好きな人は多くて、俺もそのひとりだったりして、有名なところでは攻殻機動隊やエヴァなんかで見られる。
サマーウォーズはこの電脳戦ファンの心をがっちり捉えて離さない。
しかも、パンピーにも分かりやすいようにオズの中でアバターがめまぐるしくバトってくれるので、別に電脳戦ファンでなくても血沸き肉踊ること請け合い。
また、ラブ・マシーンと夏希の花札対決、あそこは圧巻だった。
俺、花札じぇんじぇん知らんけど、覚えてみようと思った。
ルールわかんなくても、フツーに入り込める。(ヒカ碁みたいな感じ)
とまぁ男の子っぽくバトルに主眼を置いた感想を書いてしまったけど、この映画で一番魅力的だったのは、夏の田舎の家族を見事に描いてくれていること。
やっぱ日本の夏って、こうだよな、と見た人はみんな思っただろうなー。
けど一方でオズのサイケデリックな色彩の世界観も平行して描くもんだから、たまらない。
すばらしい。
その他。つらつら。
- キャラデは貞本氏。最高です。
- オズの中の雰囲気が好き。ミクシィを意識したらしいけど…
- アバターがとにかくかわいい! かっこいい! キング・カズマ、まじかっけぇ。NATSUKIもかわいい。けど一番好きだったのは、やっぱラブ・マシーン。巨大化前の。
- おばあちゃん、良かった。ストーリー上、死ぬのが一番自然な流れだったけど、やっぱ死んじゃったのは残念だった。
- とにかく非の打ち所が無い。声優以外。(だから素人を使うなってば…)
テレビ放映版は、かなりカットがあったらしい。
機会があったらブルーレイ借りてきて全部みよっと。あー面白かった。