エイリアン ディレクターズカット版


エイリアン・シリーズは昔から大好き。
しかしディレクターズ・カットは初見だったりする。


後半の追加未公開シーンはすげー良かった。
もう殺されたと思っていたダラス船長と帽子のおっさんが繭にされているのをリプリーが発見して、火炎放射器で燃やしちゃう、というシーン。
エイリアン4で、同じくリプリーが自分のクローンの失敗作たちを発見して辛そうな顔をしながらこれまた火炎放射器で焼き殺すシーンがあるけど、まさにあれを彷彿とさせる。
しかし自爆までの時間がないタイム・アタックの最中に、こんな悠長なことやってらんなぇだろと思いながら観てたけど、やはりそういう理由でカットだったらしい。
もったいない。


このシーンについてちょっと調べてみた。
ポイントは、「当初は繭にされた人間が変態してエイリアン・エッグになる設定だった」ということ。
なるほどなるほど。
たしかにダラス船長はまだ生きていたけど、もう一人の帽子のおっさんはほとんど原型を留めていなくて、しかも体の大部分が卵になっていた。
しかしこの設定だと、2以降の設定と矛盾が生じる。
現在の公式設定では、あくまで「エイリアン・エッグはエイリアン・クイーンが産むもの」だから。
そっかー、このシーンがカットされてなかったら、また違う形で2ができてたんだなー、みたいな。


プロメテウス2が今から待ち遠しくて仕方ないけど、その前に見といてよかったー